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皆さんこんにちは!
BC PROJECT 沖縄の仲宗根です。
日頃から長時間のデスクワークをこなしながら、週末のゴルフを楽しんでいる皆様。
最近こんなお悩みを感じていませんか?
昔に比べてテイクバックが浅くなり、身体が回らなくなった
捻転差を作ろうとすると、スイング軸がブレて手打ちになってしまう
ラウンドの後半になると、いつも腰が痛くなる
ゴルフのパフォーマンス向上や痛みの予防のために、ネットやSNSで「ゴルフには回旋系の体幹トレーニングやストレッチが良い」と知り、見よう見まねで試してみた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、「身体が硬すぎて正しくできているか分からない」「少し筋トレをするとすぐに筋肉痛になってしまい、無理して続けて良いのか不安」という声をよく耳にします。
実は、デスクワークで固まった身体のまま、いきなりトレーニングを行うと効果が出ないどころか、逆に怪我のリスクを高めてしまうことがあります。
この記事では、デスクワークによって低下した関節の可動域を広げ、ゴルフの飛距離と安定性を蘇らせるための「正しいトレーニングの順序」について、私の指導経験を踏まえて分かりやすく解説します。
この記事を書いた人

仲宗根 秀(なかそね しゅう)
BC PROJECT沖縄 代表
実績1000名超の個別指導のプロ
【保有資格】
・スポーツ科学修士
・第1種教員免許(保健体育)
・NSCA-CSCS
・FMS Level1.2
・栄養コンシェルジュ2ッ星
・NASM-GFS
詳しいプロフィールはこちら

それでは解説していきます
ゴルフのスイングにおいて「身体をしっかり捻りましょう!」とよく言われます。
しかし、実際のパーソナル指導の現場でお客様の動きを見ていると、身体を回す動作を「腰を捻る」ことだと勘違いされている方が非常に多いです。
解剖学的な視点から見ると、実は腰の骨(腰椎)は「回旋(捻る動作)」にはほとんど向いていない構造をしています。
本来、身体を大きく捻る役割を担っているのは、背中の中央から上にある「胸椎(きょうつい)」と、足の付け根の「股関節」です。
回るようにできていない腰を無理に捻ってスイングをしたり、「ウィンドミル」などの回旋を伴うトレーニングを行ったりすることが、スイングのブレやゴルフ後の慢性的な腰痛を引き起こす最大の原因なのです。
では、なぜ本来動くべき関節を使わず、無理に腰を捻ってしまうのでしょうか?
その背景には、デスクワーカー特有のライフスタイルが関係しています。
長時間のパソコン作業で座りっぱなしの姿勢が続くと、背中が丸まる猫背が定着し、胸回り(胸椎)がガチガチに固まってしまいます。
さらに、椅子に座っている間は股関節が常に縮こまった状態になるため、股関節の柔軟性もどんどん失われていきます。
本来動くべき胸椎と股関節が硬くなっているため、脳は無意識のうちに、代わりに動かしやすい腰を捻って動作をカバーしようとします。
このような誤った身体の使い方がクセになっている状態で、いきなりウィンドミルのような難易度の高い種目に挑戦しても、正しい筋肉に刺激は入らず、ただ腰や肩を痛める結果になりかねません。
トレーニングの効果を最大限に引き出し、ゴルフのパフォーマンスに繋げるためには、まずはこの「固まった胸回りと股関節」を解放する準備が必要不可欠なのです。
特に股関節の硬さや痛みが気になる方は、内腿の筋肉をほぐすデスクワーカー向けの股関節改善エクササイズも併せて行うとより効果的です。
1日5分で簡単にできる方法を以下の記事で解説していますので、ぜひチェックしてみてください。


ゴルフの練習後や、慣れないトレーニングをした翌日、「筋肉痛で身体が痛いけれど、早く治すためにストレッチをした方がいいのかな?」と迷うことはありませんか?
結論から言うと、筋肉痛の度合いやストレッチのやり方によっては逆効果になる可能性があります。
そもそも筋肉痛とは、筋肉の繊維が収縮を繰り返すことで負荷を受け、炎症を起こしている状態と考えられています。
この、痛みが強く出ている状態で、筋肉をギューッと無理に引っ張るようなストレッチ(静的ストレッチ)を行うと、回復を遅らせる原因になる可能性もあります。
「痛い=伸びている=効いている」と勘違いされがちですが、強い筋肉痛がある時は、無理に筋肉を引き伸ばすようなアプローチは避けましょう。
では、筋肉痛の時は何もしない方が良いのかというと、そうではありません。
回復を早めるためには、筋肉を休ませつつも、血流を良くすることが大切です。
そこでおすすめなのが、反動をつけずに身体を軽く動かしながら行う動的ストレッチです。
痛みのない心地よい範囲で関節を動かすことで、血流が促進され、筋肉に栄養と酸素が運ばれるため、疲労回復がスムーズになります。
ガチガチに固まったまま安静にしすぎるよりも、適度に身体を動かす「アクティブレスト(積極的休養)」の意識を持つことが重要です。
筋肉痛の正しいケアを理解したところで、いよいよ実践的なトレーニングのお話に入ります。
先ほどお伝えしたように、デスクワーカーの多くは胸回り(胸椎)と股関節が硬くなっているため、いきなり「ウィンドミル」のような全身を大きく使う回旋トレーニングを行うと、腰を痛めるリスクがあります。
そこで、ウィンドミルの効果を安全に、そして最大限に引き出すための準備として私が必ずおすすめしているのが「プレッツェル」というストレッチです。



当ジムでも積極的に取り入れています!
プレッツェルは、床に横向きに寝た状態で行うストレッチですが、「胸椎の回旋(胸を開く動き)」と「股関節の柔軟性(太もも前のストレッチ)」を同時に高めることができるという、まさにゴルファーにとって一石二鳥の種目です。
このストレッチをトレーニングやゴルフの練習前に取り入れることで、ガチガチに固まった胸と股関節が解放されます。
本来動くべき関節がスムーズに動くようになるため、「代わりに腰を捻ってしまう」という間違った動作を未然に防ぐことができるのです。
質の高いスイング作りや、ウィンドミルを正しく行うための土台は、このプレッツェルを丁寧に行うことから始まります。
「身体が硬くてできるか不安…」という方のために、プレッツェルの正しいやり方とポイントを詳しく解説した記事と動画をご用意しています。
まずは以下の動画で実際の動きのイメージを掴んでみてください。
より詳しい手順や、効果を高めるための呼吸のコツについては、こちらの記事で徹底解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。





丁寧にやっていきましょう!
プレッツェルで胸回りと股関節の柔軟性を引き出せたら、いよいよ実践的な体幹強化へとステップアップします。
ここではゴルファーに特におすすめの種目「ウィンドミル」をご紹介します。
プレッツェルによる下準備が完了した状態で行う回旋トレーニング(今回はウィンドミル)は、これまで腰を捻ってごまかしていた代償動作がなくなり、本来の目的である、体幹の強化と肩の安定性向上に直結します。
下半身(股関節)のヒンジ動作でしっかりと土台を作りながら、上半身(胸椎)を回旋させ、頭上のダンベルを安定させる。
この全身が連動した動きこそが、ゴルフスイングにおける軸がブレない捻転差を生み出し、飛距離アップとショットの安定化に繋がるのです。
ウィンドミルは非常に効果が高い反面、フォームが崩れると肩や腰を痛める原因にもなります。
特に、肘や膝が曲がってしまうエラーには注意が必要です。
まずは以下の動画で、正しいフォームのイメージを確認してみてください。
具体的な手順や、重さの設定、間違えやすいポイントの詳細については、以前公開したこちらの記事で徹底解説しています。
本格的に取り入れる前に、必ずチェックしてくださいね!


今回は、デスクワークを続けながらゴルフを愛好する皆様に向けて、ウィンドミルやストレッチに取り組む際の「正しい順序」と「身体のメカニズム」について解説しました。
運動不足や関節の硬さを感じている状態で、いきなり難易度の高い筋トレを行ったり、筋肉痛があるときに無理なストレッチを重ねたりすることは、怪我のリスクを高める原因になりかねません。
この3つのステップを正しい順序で丁寧に進めていくことが、腰に負担をかけず、ゴルフに最適なスムーズな回旋動作を高い精度で身につけるための確実なアプローチです。
身体の構造(解剖学)に基づいたアプローチを少しずつ実践していくと、スイングの感覚や翌日の疲労度に変化が現れ始めます。
まずは今日できる小さなセルフケアから、ご自身の身体の変化をじっくりと楽しんでみてください。


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