部活生から社会人まで!バレーボール選手のジャンプ力を引き出すストレッチ4選

部活生から社会人まで!バレーボール選手のジャンプ力を引き出すストレッチ4選

こんにちは。
BC PROJECT 沖縄の仲宗根です。

前回の記事では、家でも手軽にできる「ジャンプ力アップの自重トレーニング」をご紹介しました。

実際にチャレンジしてみた中高生アスリートの皆さん、そして「昔のようになかなか跳べない…」と悩む社会人バレーボール選手の皆さん、新たな課題や疑問が出てきていませんか?

トレーニングを頑張っているけれど、なかなかジャンプ力が上がらない

体が硬くて、スムーズに高く跳べない気がする

練習や試合の後半になると、体が重くなって打点が下がる

もし思い当たる節が1個でもあるなら、その原因は「筋肉の硬さ」にあるかもしれません。

ジャンプ力を100%引き出すためには、筋力だけでなく、関節をスムーズに大きく動かすための柔軟性が不可欠です。

今回は、ジャンプのキレを引き出すおすすめのストレッチ4選を、動画付きで分かりやすく解説します。

この記事を書いた人

仲宗根秀

仲宗根 秀(なかそね しゅう)
BC PROJECT沖縄 代表

実績1000名超の個別指導のプロ
【保有資格】
・スポーツ科学修士
・第1種教員免許(保健体育)
・NSCA-CSCS
・FMS Level1.2
・栄養コンシェルジュ2ッ星
・NASM-GFS
詳しいプロフィールはこちら

目次

1. なぜ「筋肉の柔らかさ」でジャンプ力が変わるの?

バレーボールで高く跳ぶためには、全身の筋肉をバネのようにしなやかに使う必要があります。

スポーツ科学の視点から、なぜストレッチがジャンプ力向上に直結するのかを解説します。

1-1. 硬い筋肉はジャンプの「ブレーキ」になってしまう

どんなに強力な筋力があっても、関節のまわりの筋肉が硬いと高く跳ぶことはできません。

硬くなった筋肉がストッパーとなり、動きにブレーキをかけてしまうからです。

特にジャンプの瞬間に重要となるのが、太ももの裏側(ハムストリング)や、お尻の筋肉(殿筋群)です。

これらが柔軟に伸び縮みすることで、股関節を勢いよく爆発的に伸ばすことが可能になり、地面を強く蹴り出す強い推進力が生まれます。

1-2. ケガを予防し、パフォーマンスを最大限に発揮するために

筋肉の可動域(動かせる範囲)を広げることは、ジャンプ力の向上だけでなくケガの予防にも重要です。

バレーボール選手に多い膝や足首のケガは、関節の硬さが原因で着地時の衝撃をうまく吸収できずに起こることが多いからです。

日頃からストレッチで筋肉をしなやかに保っておくことで、激しい練習や試合の中でも、いつでもパフォーマンスを安全にかつ最大限、発揮できるようになります。

2. 動画解説|ジャンプのキレを上げる!おすすめストレッチ4選

ジャンプに必要な足首、膝、股関節まわり、背中の筋肉を効率よくほぐすストレッチを4つ紹介します。

動画の動きを参考にしながら、一回ずつポイントを意識して丁寧に動かしてみましょう。

まずは動画で動きをチェックしましょう!

① ハムストリングストレッチ(太もも裏の柔軟性)

ハムストリングストレッチ(太もも裏の柔軟性)

ジャンプの瞬間にブレーキとなってしまう太もも裏の硬さを取り除きます。

回数:8〜10回

ポイント
太も度とお腹をくっつけたまま、お尻をゆっくり後ろへ引いていきます。

② グルートストレッチ(お尻の可動域拡大)

グルート・ストレッチ(お尻の可動域拡大)

お尻の大きな筋肉を緩めることで、股関節がスムーズに大きく動くようになります。

時間:20〜30秒

ポイント
片脚を前に出して膝を90度にし、もう片方の脚は後ろへまっすぐ伸ばします。

③ カーフストレッチ(足首のバネを強化)

カーフストレッチ(足首のバネを強化)

ふくらはぎをほぐすことで足首の柔軟性が高まり、地面を強く蹴り出すバネが生まれます。

回数:15〜20回

ポイント
片足を反対のアキレス腱の上に乗せ、心地よい強さで小刻みに揺らします。

④ プレッツェル2(体幹と股関節の連動)

プレッツェル2(体幹と股関節の連動)

体幹と股関節がスムーズに連動し、身体の背面全体のバネが使いやすくなります。

回数:8〜10回

ポイント
下の脚を前、上の脚を後ろへそれぞれ90度に曲げて「卍」の形を作ります。
上半身をしっかり捻り、身体の後ろ側で両手をつくように意識してください。

3. ストレッチの効果を高めるワンポイントアドバイス

ストレッチはただ形を真似するだけでなく、意識の持ち方ひとつで効果が大きく変わります。

ジャンプ力をさらに引き出すためのコツを2つ解説します。

3-1. 練習やトレーニング前の「ウォーミングアップ」に取り入れる

練習やジャンプトレーニングの前に取り入れるのが最適です

関節や筋肉を動かしながらほぐすことで、神経系が刺激されて体が動きやすくなります。

前回の自重トレーニングとセットで行うと、トレーニングの効果をさらに引き出すことができます。

3-2. 呼吸を止めずに、伸びている筋肉を意識する

力んで息を止めてしまわないように注意しましょう

息を止めると筋肉が緊張してしまい、せっかくの柔軟効果が薄れてしまいます。

リラックスして深い呼吸を続けながら、伸びている部分に意識を向けて行ってください。

4. ストレッチに関するよくある質問(FAQ)

中高生の皆さんや保護者の方からよくいただく、ストレッチに関する疑問に答えます。

体が硬く、これから柔らかくなるか不安ですが、効果はありますか?

何歳からでも、正しい方法で継続すれば筋肉の柔軟性は必ず向上します。

特に社会人バレーボール選手の場合、日頃のデスクワークや運動不足で筋肉が一時的に縮んでいるだけのケースも多いです。

今回紹介したメニューは無理なく関節の可動域を広げられるストレッチですので、まずはお風呂上がりに1種目だけなど、できる範囲からリラックスして続けてみてください。

少しずつ体が軽くなり、ジャンプのしやすさに変化が出てくるはずです。

毎日続ければ、どれくらいでジャンプ力に変化が出ますか?

ストレッチを行った直後は筋肉や関節の強張りが取れるため、その日の練習から「体がいつもよりスムーズに動く」といった変化を感じられるケースは少なくありません。

筋肉や関節の可動域は、1回のストレッチでも一時的に広がります。

筋肉の柔軟性を高め、ジャンプしやすい体の状態をしっかり定着させるためには、まずは3週間から1ヶ月ほど毎日継続してみましょう。

ストレッチをする時、痛いくらいまで強く伸ばした方が良いですか?

痛みを我慢するほど強く伸ばすのは逆効果ですので、痛気持ちいいと感じる強さで止めてください。

強い痛みを感じると、筋肉を痛めないように防衛反応が働き、かえって筋肉が硬く縮んでしまいます。

呼吸を止めずにリラックスして行える強さをキープすることが、安全かつ効率よく可動域を広げるための基本です。

まとめ:しなやかな筋肉が、打点の高いバネを生み出す

ジャンプ力を大きく変えるのは、日々の正しいトレーニングとしなやかな柔軟性の組み合わせです。

今回紹介した4つのストレッチは、ジャンプに必要な可動域を広げるために厳選したメニューです 。

まずは今日の練習前、あるいは今夜のお風呂上がりに、できるものを1つだけでも良いので始めてみましょう。

ほんの少しの可動域の変化が、コート上でのプレーの質を高める大切な一歩になります。

皆さんの日々の練習やパフォーマンス向上を、心から応援しています!

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